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ナレッジベース → Linux コンソールで OpenSSL を使用してファイルを暗号化する

[仮想サーバー]
公開日: 10.10.2023

Linuxコンソールでファイルを暗号化するために、OpenSSLパッケージを使用します。このパッケージには多くの設定がありますが、ファイルを暗号化するための基本的な設定をいくつか紹介します。

1. ファイルの暗号化

openssl enc -aes-256-cbc -salt -in file1.txt -out file1.txt.enc

  enc - 暗号化コマンド
-aes-256-cbc - 使用する暗号化アルゴリズム
-salt - 暗号化の強度を高めるオプション
-in - 入力ファイルを指定
-out - 出力ファイルを指定

2. ファイルの復号化

openssl enc -aes-256-cbc -d -in file1.txt.enc -out file1.txt

-d - データを復号化するオプション
-in - 復号化するデータを指定
-out - 復号化したデータを保存するファイルを指定

3. 暗号化の方法

3.1 暗号化したテキストをメールやチャットで送信する際、暗号の整合性(データ)を失わないようにするために、Base64形式で暗号化する必要があります。

Base64エンコーディング — これは8ビットのバイナリ情報を制限されたASCII文字のサブセットに変換する標準的な方法です。電子メールやメッセンジャーなど、8ビットをサポートしないシステムを介して安全に転送するために必要です。デフォルトでは、暗号化されたファイルはバイナリ形式です。

openssl enc -aes-256-cbc -salt -a -in file1.txt -out file1.txt.enc

-a - 暗号化されたデータをBase64でエンコードします。

Base64のデコード

openssl enc -aes-256-cbc -d -a -in file1.txt.enc -out file1.txt




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