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ナレッジベース → Linux での画面仮想コンソールの使用

[仮想サーバー]
公開日: 15.03.2024

サーバーを例に使うと、物理サーバーは複数の仮想サーバーをホストすることができます。同様に、コンソールでも、1つのSSHセッション内で複数の仮想コンソールを実行することができます。それぞれの仮想コンソールでコマンドを実行し、状態を確認しながら切り替えることができます。

なぜこれが必要で、どのような利点があるのでしょうか:

  • 通常のコンソールを閉じてコマンドを実行すると、そのコマンドは終了してしまいます。特に時間のかかるコマンドの場合、これは問題です。しかし、仮想コンソールを実行している状態でターミナルを閉じた場合、実行中のコマンドは引き続き動作し、いつでも再接続できます。
  • 複数の仮想コンソールを起動し、固有のIDを使ってそれらの間を切り替えることができます。
  • アップデートを実行中にサーバーとの接続が切れると、コマンドが正常に終了せず、サービスに障害が発生する可能性があります。しかし、仮想コンソールでは接続が切れてもコマンドは引き続き実行され、いつでも再接続できます。

仮想コンソールとして、screenアプリケーションとLinux Debian 12オペレーティングシステムを使用します。

1. インストール

apt update
apt install screen

2. 使用方法

2.1 仮想コンソールの起動

screen

これで仮想端末に入りました。通常の端末と同様にすべてのコマンドを実行できます。

2.2 切断

仮想コンソールを閉じずにアクティブな状態で保持するには、次のキーボードショートカットを使用します:

Ctrl+a+d
[detached from 150087.pts-0.srv]

再接続用のID - 150087

2.3 仮想コンソールの終了

exit

3. 基本的なコマンド

3.1 切断

ホットキーに加えて、次のコマンドも使用できます:

screen -d
[detached from 150087.pts-0.srv]

3.2 実行中のコンソール一覧

screen -ls

3.3 コンソールへの再接続

特定のコンソールに接続するために番号IDを使用します

screen -r 150087

仮想コンソールの使用は、特に実行に時間がかかるコマンドに便利です。これで、接続が切れてもコマンドが正しく完了することを確認し、その最終的な出力も確認できます。





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