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ナレッジベース → Linux でのリポジトリのプロキシの設定

[仮想サーバー]
公開日: 18.01.2024

特定のリポジトリ、例えば別の国からのアップデートの受信を設定する必要があるタスクがあります。VPNはサーバー全体にネットワークを拡張するため、この方法は適していません。なぜなら、アップデートを受信するために別のネットワークのみを使用する必要があるからです。

Linuxでは、すべてのリポジトリ、またはそれぞれのリポジトリに対して個別のプロキシサーバーを指定することができます。

1. すべてのリポジトリにプロキシを使用する (/etc/yum.conf)

[main]
cachedir=/var/cache/yum/$basearch/$releasever
keepcache=0
debuglevel=2
logfile=/var/log/yum.log
exactarch=1
obsoletes=1
gpgcheck=1
plugins=1
installonly_limit=3
proxy=http://user:password@proxy.example.com:3128

プロキシサーバーがhttpsで動作する場合、この行のパラメータを変更してください。

1.1 特定のリポジトリにプロキシサーバーを使用する (/etc/yum.repos.d)

# cat /etc/yum.repos.d/yum_repo.repo
[repo_yum]
name=yum_repo
baseurl=http://yumrepo.example.com/os
enabled=1
gpgcheck=0
proxy=http://user:password@proxy.example.com:3128

1.2 特定のリポジトリに対してプロキシサーバーを無視する

このルールは、グローバルにプロキシを有効にしている場合 (ルール1) にのみ適用されます。特定のリポジトリに対してプロキシ無視を追加できます。

# cat /etc/yum.repos.d/rhel_no_proxy.repo
[repo_yum_no_proxy]
name=yum_repo_no_proxy
baseurl=http://yumrepo.example.com/os
enabled=1
gpgcheck=0
proxy=_none_

これで、各プロキシサーバーに対して個別のリポジトリを設定できるようになりました。





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