異なるドメインに対して異なるプロキシサーバーを使用し、どのドメインをどのプロキシサーバーに送信するかを事前に指定するタスクです。
このソリューションは、特定の種類のウェブサイトを、事前に設定されたプロキシを持つ特定のブラウザに分ける必要なく、一つのブラウザですべてを使用するという慣習を取り戻します。
1. Windows版Clashのインストール
最新バージョンのClashをダウンロードしてください。
1.1 インストール
インストーラーを実行し、アプリケーションを開きます。
1.2 新しいプロファイルの作成
以下の設定ファイルを作成し、プロキシサーバーのパラメーター(IP、ユーザー名、パスワード)を指定する必要があります。
また、どのドメインをどのプロキシ経由で開くかも指定してください。
config_my.yaml
内容は以下の通りです。
# config_my.yaml
mixed-port: 7890
allow-lan: false
mode: rule
log-level: info
external-controller: 127.0.0.1:9090
# プロキシサーバー
proxies:
# 最初のプロキシ
- name: "la_proxy"
type: socks5
server: first-proxy.tld
port: 8449
username: proxy_user
password: proxy_password
# 2番目のプロキシ
- name: "corp_network"
type: socks5
server: second-proxy.tld
port: 8449
username: proxy_user
password: proxy_passord
# プロキシグループ
proxy-groups:
- name: "PROXY"
type: select
proxies:
- "la_proxy"
- "corp_network"
- "DIRECT"
# ルール
rules:
# まず、特定のルール
- DOMAIN-SUFFIX,synay.net,corp_network
- DOMAIN-SUFFIX,example.com,corp_network
- DOMAIN-SUFFIX,2ip.ru,corp_network
- DOMAIN-SUFFIX,my-second-office.com,la_proxy
- DOMAIN-SUFFIX,corp.portal2.com,la_proxy
# 最後のルール - その他すべて
- MATCH,DIRECT
Profiles -> Import
セクションで設定をロードします。
1.3 プロファイルの有効化
プロファイルをクリックして有効にし、General
設定タブでプロキシをグローバルに有効にします。
General -> System Proxy -> On
アプリケーションを継続的に使用するには、以下のオプションも有効にしてください。
General -> Start with Windows -> On
また、サイレントスタートモードも有効にします。
Settings -> Silent Start -> On
この複数のプロキシサーバーを使用する設定例は、内部ポータルであろうとCRMであろうと、あらゆるブラウザ(グローバルに)で複数の分離された企業リソースと同時に作業することを可能にします。
このような設定は、絶え間ない切り替えの必要なく、作業を便利で快適なものにします。さらに、プロキシサーバー自体で他の通過トラフィックを制限する機能も提供します。
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