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ナレッジベース → Linux Debian 12 での rinetd を使用したポート転送

[仮想サーバー]
公開日: 23.12.2023

Linux Debianでポートフォワーディングの問題を解決するために、rinetdサービスを使用します。このサービスは、1つのサーバーから別のサーバーへのip:portのフォワーディングを設定することができます。

1. サービスのインストール

apt install rinetd

2. 設定

vi /etc/rinetd.conf
# bindadress  bindport  connectaddress  connectport  options...
# 0.0.0.0     80        192.168.1.2     80
# ::1         80        192.168.1.2     80
# 0.0.0.0     80        fe80::1         80
# 127.0.0.1   4000      127.0.0.1       3000
# 127.0.0.1   4000/udp  127.0.0.1       22           [timeout=1200]
# 127.0.0.1   8000/udp  192.168.1.2     8000/udp     [src=192.168.1.2,timeout=1200]

0.0.0.0		1234	89.104.77.7	443

この行では、サーバー上の任意のIPアドレスで接続を許可し、リモートサーバーとしてIP 89.104.77.7およびポート443を使用しています。

2.1 サービスを再起動する

service rinetd restart

これで、サーバーに接続してフォワーディングが機能することを確認できます。この例では、サーバーのIPアドレス89.111.187.235のポート1234に接続し、フォワーディングが正常に動作することを確認します。

複数のIPアドレスをサーバーで使用し、特定のIPアドレスのみで接続を許可したい場合は、/etc/rinetd.confファイルの設定を次のように変更します:

89.111.187.235	    1234	89.104.77.7	443

2.2 サービスを自動起動に追加する

systemctl enable rinetd

完了です。





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